場所や日時などを指定して、アルゴス衛星の飛来を予測します。

サンプル画面

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衛星飛来予測画面の使用方法

画面は大きく分けて、Simulation period(予測期間), Location(予測場所), Satellites choice(衛星の選択)の3つの欄があります。それぞれの欄でパラメータを指定します。

Simulation period(予測期間)欄では予測期間を指定します。Start datte(開始日)およびEnd date(終了日)をテキストボックスに入力するかカレンダーアイコン をクリックして選択します。

短時間の場合などはSimulation duration(予測時間、時間単位)をクリックして選択し、テキストボックスに数値を入力します(最大4,320まで)。あるいは、Number of pass(es)(衛星パス数)を クリックして選択し、テキストボックスに数値を入力します(最大50,000まで)。

Location(予測場所)欄では、衛星が飛来する場所を指定します。Latitude(緯度)およびLongitude(経度)を小数点以下3桁までの度単位の数値で入力します。南緯と西経の場合はマイナス(-)になります。次に高度をキロメートル(km)単位で入力します。
あるいは、Argos PTT or PMT(プラットフォーム)をクリックしてプラットフォームのID番号を選択すると、そのプラットフォームの最新位置を指定します。また、Network station(地上受信局)をクリックして、全世界60以上ある地上受信局名を選択すると、その受信局がある場所を指定します。

指定した場所は右の世界地図に赤丸で表示されます。逆に、世界地図上をクリックすると、その場所が指定されるので注意してください。
最後に、最小仰角(Minimum elevation site)および最小飛来時間(Minumum duration)の数値をそれぞれ度および分単位で設定します。変更する必要がない場合はそのままにします。

Satellites choice(衛星の選択)欄で飛来する衛星を選択します。特定の衛星のみにしたい場合はチェックボックスを外して、予測したい衛星のみチェックを残します。「Download satellite AOP」ボタンをクリックすると、衛星軌道パラメーターをダウンロードします。

すべての設定が完了したら、「Siimulate」ボタンをクリックします。衛星飛来を計算し、結果を3つのタブで表示します。

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結果の見方

衛星飛来予測の結果をResult table(リスト表), Table of synthesis(要約) Time blocks display(ブロック時間図)の3つのタブで表示します。

リスト表

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衛星パスごとに飛来予測をリストアップした表です。各行にSatellite(衛星名), Start date/time(飛来開始日時), Middle date/time(中間点の日時), End date/time(飛来終了日時), Duration(飛来時間), Middle elevation(中間点での仰角、すなわち最大仰角), Start azimuth(飛来開始の方位), Middle azimuth(中間点での方位), End azimuth(飛来終了時の方位)の9項目のデータを表示します。

飛来開始と終了の日時および方位のデータは、設定した最小仰角に達したときのものです。また仰角は水平線を0度として最大90度、方位は北を0度として右回りに最大360度の値をとります。時刻はアルゴスウェブにログインするときに設定した時間帯で表示されます。

表の各列について項目名の右にある上下矢印アイコン をクリックすると、上矢印アイコン または下矢印アイコン に切り替わり、衛星飛来予測をその項目に関して昇順あるいは降順に並び替えます。もう一度クリックすると上または下の矢印が逆になり、並びも逆になります。

エキスポートアイコン をクリックするとリストをエクセル表形式でダウンロードします。また、プリントアイコン をクリックするとリストを印刷します。「Back」ボタンをクリックすると衛星飛来予測の最初の画面に戻ります。

要約

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衛星ごとに飛来予測をまとめた表です。各行にSatellite(衛星名), Studied day(飛来予測日), Passages number(飛来数), Cumulated time(のべ飛来時間)の4項目のデータを表示します。

表の各列について項目名の右にある上下矢印アイコン をクリックすると、上矢印アイコン または下矢印アイコン に切り替わり、衛星飛来要約をその項目に関して昇順あるいは降順に並び替えます。もう一度クリックすると上または下の矢印が逆になり、並びも逆になります。

エキスポートアイコン をクリックするとリストをエクセル表形式でダウンロードし、また、プリントアイコン をクリックするとリストを印刷します。「Back」ボタンをクリックすると衛星飛来予測の最初の画面に戻ります。

ブロック時間図

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各衛星が設定した場所に世界時で何時に飛来する可能性があるかを図示したものです。衛星の飛来時刻は同じ場所であっても日によって変わります。グラフは、横軸が世界時での時刻、縦軸が通過時間(分単位)で、それぞれの衛星が世界時の特定の時刻に飛来したときの通過時間が分かります。また、飛来が多い時間帯を知る目安となります。